#05 (有)大宮ソフト

123−4
全国大会にみる“カルドの強さ”

―― 今回も(*)公式全国大会が開催されますが、過去の大会での思い出深いシーンなんか紹介していただけませんか?

鈴木■会場のお客さんは全員、何が起こっているのか把握しているのに、大宮だけがわからないというゲームの展開が多々あるのには苦笑いですね。

神宮■そうそう、ユーザーさんが振り向いて「これはですね……」って、教えてくれるんです。

怪老■それを聞いて、僕たちが「なるほど!」って理解するという(苦笑)。

鈴木■神宮も実況解説とかやってるんだけど、それにしては解説しないんだよね。

神宮■だって余計なこと言ったら、それ間違ってるって言われそうで……。

怪老■うんうん。

神宮■だから実況解説とか言いながら、「あぅ!」とか「おぉ!」としか言ってないです(笑)。

―― 大会の常連さんもけっこういらっしゃるそうですね。

怪老■そうですね。
 PS版の時は高校生だったのに、今は大学生になって東京に出てきてるって話を大会の会場で直接聞くと、「あぁ、時間って経つの早いな」って感慨にふけったり(笑)。

神宮■けっこうよく来てくださる人の顔を見るたびに、うれしいやら、なんだか恥ずかしいやら。
 顔も覚えちゃいますけど、セプター名も引き継いで使ってくださる方もいるので、それも覚えちゃいますよね。

*) 公式全国大会

全国の店舗予選大会を経て代表者を選出、本選にて日本一の「セプター」を決定するという、カルドセプトの対人戦の面白さを促進しさらなるセプターの輪を広げることを目的としたACN事務局企画のゲーム大会。

これまでに、PS 『エキスパンション』、同 『エキスパンション・プラス』、DC 『セカンド』の発売に併せて、計3回が開催されており、今年12月には 第4回 の開催も決定している。

写真は2001年大会の模様。




―― 全国大会に出場しているセプターって、やっぱり強いですよね?

鈴木■大会っていうのは運とか対戦者同士の相性とかあるので、優勝した人が絶対的に強いとは言わないんですが、本選に出てくる人は誰が勝ってもおかしくない強さがありますね。レベル、高いです。

怪老■上位には常連がいて、多少の引きの悪さはプレイングでなんとかカバーする強さを持った連中なんです。

鈴木■それまでの情報収集と、戦略の練り込みはスゴイのひとことです。
 そういう、自分たちがおいていかれるほど、みなさんがやりこんで来てくれるのがうれしいですね。

―― 結局、その人たちの持つ “カルドの強さ” って何なんでしょう?


怪老■うーん。
 カルドのうまい人と麻雀うまい人っていうのは、割と同じ方向なのかなっていう感じがするんです。
 相手の手札とやってる戦略具合から、こういう戦略をやろうとしているに違いないって読んで、自分のブックでそれを防ぐにはって考えてるのかな、と。

たぶん自分の戦略だけ考えてたら、勝てないんですよ。

“相手がたぶんここの領地上げてくるから、この土地はまだ低いレベルのうちに取っておかないと面倒になる” みたいなことを読めるかどうかが重要。

鈴木■ま、何も考えずに普通にプレイして、勝った負けたと言って楽しんでるのもいいんですが、ちょっとずつ考えていくと、「まだ先がある、まだ先がある」っていうようにいろいろと考える余地があって、それぞれのレベルでの楽しみがあるんですね。

あんまり深く考えなくても楽しめる部分もあれば、よく考えようと思えばどこまでも考えられる幅があります。

「この先には何があるのかな」って、ふと思ったときには、たとえばカードの組み合わせとか考えてみて欲しいです。



これからの大宮ソフト

―― ユーザーのみなさんにメッセージをお願いします。

鈴木■今、大変なものがちょうど終わったときなので、人心地を取り戻してから、また自分らで遊びたいものを作っていきたいと思います。

神宮■ちょっと変わった大宮ソフトというメーカーですけど、よろしくお願いします。

怪老■満腹になるソフト、作っていきますよ。胸焼けするくらい!

鈴木■あぁ、大宮ソフトの取材と言ったら、なぜか (*)ごはん なんだよね(泣)。

2002.7.25 大宮ソフトにて


今回の取材でも、大宮ソフト名物 (?) のお昼ごはんをご馳走になりました。

メニュー>> 赤ビーフンのつくりかた



このコーナーの感想 や、あなたが “話を聞きたいクリエイター”&“聞きたい話題” を教えてください。今後のインタビューの参考にさせていただきます。クリエイターの名前が分からない場合は、「○○○○(ゲーム名)の開発者」とかでもOKです。メールの宛て先は こちら

※基本的に、お送りいただいたメールに返信はいたしません。
※同内容メールの連続送信等はご遠慮ください。



・まず自分の名前を名乗ろう
・受け取る相手の気持ちを考えよう
・HTMLメールは使わない
・セガ製品のお問合わせはこちら
ページ3へ戻る今までの記事一覧